一般的には「
膣」と表記されるが、「
腟」が使われる場合もある。いずれも
常用漢字外である。小川鼎三の「医学用語の起こり」によると、「腟」は、『
重訂解体新書』(『
解体新書』の改訂版)を訳出する際に作成した新字であり「しつ」と読ませようとしたが、既存の似た文字である「膣」に取って代わられ、
[外部リンク] 読みも「ちつ」になったとされている。しかし、いずれの字も『
康熙字典』に存在するため、この説には疑問が残る。ちなみに、中国語における「膣」は「肉が出来る」といった意味を表し、この字が女性器を表すのは日本語の用法である。
Vagina のことを中国語では「陰道」と言う。
次の必要条件を満たすものであるとされる。すなわち、(1)
膣分泌液が豊富潤沢で、分泌が長く持続すること、(2)膣内壁の皺襞、疣贅が起伏に富み、挿入された
陰茎に密着しこれを適度に圧締することである。(2)については俗にさらに細分されることがあり、愛宕山(あたごやま)、磯巾着(いそぎんちゃく)、数の子天井(かずのこてんじょう)、鴨の嘴(かものはし)、巾着(きんちゃく)、三段締め(さんだんじめ)、蛸壺(たこつぼ)、二段締め(にだんじめ)、ミミズ千匹(みみずせんびき)など数々に形容される。
また、俗に、「上付き」の女性が名器の持ち主であるとされるが、これは日本人女性に上付きがまれであるにすぎない(膣口と肛門との距離は平均約4cmであるといい、それよりも長い(膣口が腹側に近い)場合に上付きであるといい、それよりも短い場合(膣口が背中側に近い)に下付きであるという)。