ヒトや動物の皮膚の再生能力には限界があるため、
火傷すると治癒した後も痕跡が残る。これを利用して皮膚に印をつける。
刺青と同じように永続的な識別を目的としている。刺青に比べて費用が安く手間がかからない反面、苦痛や
感染症のリスクが高く
罪人や
家畜の管理に用いられることが多い。現在ではヒトに用いることは
人権を犯すことだと考えられている。年月が立つと
新陳代謝などで印が多少薄れる。
伝統的な焼印にたいして、
ドライアイスまたは
液体窒素を使用した凍結烙印という方法がある。これは動物の
個体識別に使用する。この方法は焼印のように
火傷を引き起こさせると言うよりむしろ、色素を産生する有色細胞を損傷させる。そして烙印が使用された場所は、毛色が白く変色する。凍結烙印を行う際は皮膚が露出するように、被毛が剃られる。そして凍った鉄は動物の種や被毛の色によって異なった時間皮膚に押しつけられる。
馬の場合は一般に肩に烙印が押される。凍結烙印は焼き印と比較して、動物の苦痛がより少ないとされる。凍結焼金は
冷却剤に浸される。皮膚には99%の
アルコールが吹き付けられ、凍結焼金は数秒間皮膚に押しつけられる。凍結焼金が皮膚から外された直後には、刻まれた模様を見ることができる。しかし数秒の内に模様は消える。その後数分以内に腫れた皮膚として再び模様が現れる。そして3-4週間で模様は定着し、以後生涯変わることがない。