NHKの時報は1000ミリ秒以上の無音、予報音3回、正報音1回、1000ミリ秒以上の無音という構成になっている。前置の無音部分は
地上アナログ放送では守られているものの、AM・FMラジオでは編成の都合上1000ミリ秒以下であることが多い。予報音は一定音量の440Hzの
正弦波を100ミリ秒発振させ、その後900ミリ秒の無音を置く。これを1セットとして正時の3秒前から3回繰り返している。正報音は880Hzの正弦波を発振させ1000ミリ秒間一定の音量に保ち、次の2000ミリ秒で減衰させている。但しテレビにおいては
地上デジタル放送や放送中継回線のデジタル化によって信号の伝送遅延や符号化遅延・復号遅延が発生し、特に地上デジタル放送の場合は地域や受信機によって遅延時間が異なり正確なタイミングで時報を放送できないため、画面上への時刻表示(
時刻出し)とともに廃止されつつある(その後、時刻表示については地上波・BSのアナログ・デジタルとも遅延時間を見込んで早めに時刻信号を送る事で、時刻表示を実現している)。なお
BSアナログ放送の場合は遅延時間を一定に保つ事ができるため、遅延時間を見込んで早めに時報・時刻信号を送る事で時報・時刻表示を実現していた。
NHKは
2004年3月25日まで
総合テレビで時報音が流れていたが、現在は
教育テレビ(正午・アナログ放送のみ、但し祝日の特集番組で正午にかかる場合及び春夏の
高校野球中継が正午にかかる期間は休止。デジタル放送は「デジタルETV ひきつづきデジタル教育テレビをごらんください」と書かれたイラストの静止画に差し替え)と
ラジオ第1・
第2・
FM放送、短波の国際放送「
NHKワールド・ラジオ日本」のラジオ放送(短波・衛星によるデジタルラジオとも。衛星デジタルラジオは遅延時間の修正なしでそのまま送出されるため約1秒のタイムラグが発生する)のみに流れている。
デジタル放送以前はBSデジタル・アナログ放送の他、
2003年12月からの2年4ヶ月間は地上デジタル放送でも独自の時報を流していた。